本や雑誌が多い家庭は共用本棚も作る

本棚を工夫して共用にしよう

注文住宅を設計するときには収納力をよく考えるのが大切です。間取りを設計するときには何をどこに置くかを考えながら決めることが重要になります。もし本や雑誌がたくさんあって新しい家にも持って行きたい、今後もたくさんの本を買う予定があるというのなら、本棚に工夫をしましょう。収納スペースとして本棚をたくさん作り付けにすることもできますが、共用にすると無駄がなくなります。誰もがアクセスできるところに大きな本棚を用意して、それぞれの本や雑誌を収納していくというのが基本的な形です。このようにすると家族構成が変わっても本棚のスペースが無駄になりません。一人一人の本の所有量にばらつきがあっても問題にならないのもメリットです。

共用本棚を作るときのコツ

共用本棚を作るときには誰もが作って良かったと思うように工夫をする必要があります。コツとしては本や雑誌をたくさん持っている人の誰もが本棚にアクセスしやすくすることです。例えば、寝室が2階にあるのに階段下に本棚を設けてしまうと取りに行くのが面倒になってしまいます。しかし、本や雑誌を読むのがリビングだけという家族であれば、リビングや階段下に共用本棚を作ると使い勝手が良いでしょう。共用本棚を作るときには使う人の希望を聞いて、お互いに納得できる形にするのが大切です。場合によっては1階にリビング用、2階に寝室用の本棚を一つずつ設けるという方法もあります。一つにこだわる必要はないので、収納スペースの節約をしつつ使いやすい設計をしましょう。