キッチンの側には食材を収納できるパントリー

パントリーはどんなメリットがあるの?

憧れが詰まった注文住宅を建てるなら、キッチンには特にこだわって設計したい、そう考えている人も多いのではないでしょうか。調理が楽しめる快適なキッチンを作るためには、収納スペースをたっぷり確保することが大切です。調理器具や食器、カトラリーを収納できる棚だけでなく、食料を保存できるパントリーを作っておくと、とても便利です。キッチンのすぐそばにパントリーがあれば、調理の途中で食材を取り出す時にもスムーズに用意することができます。調理中の作業動線を考え、スムーズに取り出しやすい位置にパントリーを設計するようにしましょう。食料を収納できる容量を十分に確保しておくと、ストック食材を増やすことができるので、計画的に買い物をする習慣も身に付きますよ。

快適に使えるパントリー設計のコツ

具体的にパントリーを設計するにあたっては、どのような点に注意すればよいのでしょうか。こだわって設計したいポイントのひとつが、棚の高さです。棚板の安定感がある固定棚は、一定のサイズ内の食品でなければ収納しづらいというデメリットがあります。可動式の棚にすると、収納したい品物によって棚の高さを変えて使用できて便利です。

棚の奥行きについても、配慮が必要です。奥行きのたっぷりある棚を作れば、収納できる容量が増やせますが、手が届きにくいこともあるので、注意して下さい。奥行きが浅めの棚の場合は、省スペースでも作りやすいのが魅力ですが、限られた物しか収納できないのがやや難点です。細かな点にも気を配ってパントリー設計をして、キッチンをより快適で過ごしやすい空間にして下さいね。